こんな疑問やお悩みはありませんか?
はてな
・いくら貯めればいいかわからない
・そんなに貯金って重要?
私は30歳までに老後に必要とされる金額程度の貯金をすることができました。
*具体的な金額についてはご了承ください。
しかし、自分もどうやってお金を貯めればと悩んでいたので記事を書いてみました。
この記事の内容
・貯金額は中央値を参考にする
・貯金額は個人差があるので自分にあった計画が大切
・貯金があればお金を増やすことができる
・お金を減らさない資産運用の観点は見過ごされがち
この記事を書いた人
宅地建物取引士
2級ファイナンシャルプランナー
賃貸不動産経営管理士
この記事を読むメリット
私が不動産会社に従事して、ファイナンシャルプランナーの観点から得たノウハウや経験を凝縮しました。
誰でもできる簡単な貯金術を知りたい人は最後まで読んでもらえると嬉しいです。
手取りから先取貯金をする
簡単手軽な貯金術のコツは「先取貯金」です。
- 使う前にお金を予算化する
- 必ずかかる大きな金額は事前に月割りする
- 目的別口座を分ける
- 予算内でお金を使う
使う前にお金を予算化する
まずお給料が入った段階で細かく予算化しましょう。
例えば手取りが15万円だとすると、そこから支出項目ごとに予算化をします。
支出項目 | 金額 |
---|---|
食費 | 30,000 |
家賃 | 40,000 |
通信費 | 10,000 |
交際費 | 10,000 |
服飾費 | 10,000 |
交通費 | 10,000 |
貯金 | 40,000 |
計 | 150,000 |
もちろん一例なので自分に当てはめてみてください。
大学生の場合でも毎月自由に使えるお金から各支出項目を予算化してください。
必ずかかる大きな金額は事前に月割りする
例えば、自家用車があれば車の税金、車検代、保険料など大きな金額が一時的にかかりますね。
こういった一時的に発生する大きな金額は貯金計画を狂わせます。
年間スケジュールを考え、大きくかかる一時的な金額は月割りして予算を組みましょう。
毎月の手取り金額で大きな金額をまかないきれないときは、ボーナスから一定金額を割り振ります。
目的別口座を分ける
予算化したお金を口座ごとに分けて目的別口座を作りましょう。
同じ口座に予算分けしたお金を一緒にするとよくわからなくなってしまいます。
- 生活費口座
- 大きくかかる一時金的を入れておく口座
- 貯金口座
3種類ぐらいは分けておきたいです。
複数の金融機関を持つと手間が増えてしまいます。
今はネットバンキングで同一口座内に自分で目的口座を分けておくことができるところもあります。
予算内でお金を使う
しっかりと予算化された範囲内でお金を使いましょう。
貯金するお金も「あるお金」も無いものとして考えます。
「少しぐらいなら使っても」となるといつまでも貯まりません。
大変な思いをする部分もあると思いますが、お金を予算の中でなんとかする習慣化が重要です。
具体的な貯金額を設定する
具体的な貯金額を設定することが大切です。
「一体いくら毎月貯めればいいのか」と悩む方も多いと思います。
- 貯金額は人それぞれで良い
- 何年後にいくらという目標が必要
- インターネットに書いてある貯金の平均・中央値は気にしない
貯金額は人それぞれで良い
無理のない範囲でできる額を貯金しましょう。
貯金をすることが大切であって、達成困難な額を設定することが目的ではありません。
貯金のコツは成功体験の積み重ねです。
そういった成功体験を重ねることで、貯金を切り崩すことへの抵抗感が生まれ、さらなる高い目標が見えてくると思います。
何年後にいくらという目標が必要
1か月、2か月でいくら貯めたという事も重要ですが、1年後、5年後、10年後にいくらあったら納得できるかを考えます。
未来の自分が後悔しないように、そういった目標を定めて、いくら貯めていけば良いのか試算していきましょう。
インターネットに書いてある貯金額の平均値は気にしない
インターネットに書いてある貯金の平均値を気にしてはいけません。
平均値は実情と乖離した数値が出る可能性が高いからです。
貯金額の平均値は参考にならない
貯金額の平均値はみんなの貯金額の平均のことです。
すごいお金持ちが母数のなかにいると実情と乖離した平均値が出てしまいます。
貯金額 | |
---|---|
Aさん | 100万円 |
Bさん | 100万円 |
Cさん | 200万円 |
Dさん | 600万円 |
Eさん | 5億円 |
平均貯金額 | 1億200万円 |
100万円~600万円の貯金の人が4人いるのに平均値は1億200万円になります。
どう考えても実情に合致しません。
貯金額は中央値を参考にする
平均値と異なり、中央値は実情に合致する可能性が高い数値となります。
貯金額の中央値は参考にするべき
貯金額の目標は中央値を参考にします。
中央値とはデータを小さい順に並べたデータのちょうど中央にあるデータのことです。
貯金額 | ||
---|---|---|
Aさん | 100万円 | |
Bさん | 100万円 | |
Cさん | 200万円 | ←中央にあるデータ |
Dさん | 600万円 | |
Eさん | 5億円 | |
中央値貯金額 | 200万円 |
中央に近い数値でも実情に完璧に合致するわけではありません。
しかし、中央値であれば限りなく実情に近い貯金額がわかります。
貯金ができたら資産運用
ここまで貯金のお話をしてきましたが、貯金がすべてではありません。
お金を貯めるだけでは十分ではないからです。
「貯金がすべてではない」は「貯金をしなくてもいい」ではありません。
まず貯金を始めなければスタートラインに立つことができません。
- 資産運用の重要性
- 日本円の価値が下がる可能性
- 資産を減らさない方法を知る
資産運用はお金を増やせるから重要
資産運用はお金を増やせるから重要です。
貯金をしても期待できる金利が低いので、利息ではリターンは期待できません。
数年、数十年預けても「増えた」と言える金額にはなりません。
資産運用の手段はたくさんあります。
- 株式
- 国債
- 不動産
- 投資信託
- ETF
- 不動産投資…etc
どれを始めれば良いのかという前に、一定の貯金額がないと始めることすらできません。
しっかり貯金をしながら、そういった資産運用の手段について勉強していくことが大切です。
貯めた貯金を元手にしっかりと運用して資産を増やすことが大切です。
日本円の価値は下がる可能性がある
日本円の価値は将来的に下がる可能性が高いです。
戦後急成長を遂げた日本ですが、欧米や中国などに比べて現在の国際競争力は落ち、日本人の平均年収は横ばいのままです。
またアメリカを中心とする高いインフレ率は日本と比べると驚愕の値です。
いずれの要因にしても、日本円の価値が相対的に低くなっていくと、日本円での貯金が自動的に減価してしまいます。
今の1,000万円と10年後、20年後、30年後の1,000万円では価値が異なる可能性が高いです。
海外旅行の相場が今10万円でも将来50万円になっていれば、今の1,000万円と将来の1,000万円の意味合いが異なります。
このまま国際社会で競争力が落ち続けると、日本円にとって悪い方向へ減価してしまう可能性が高いです。
資産を減らさない方法を知る
貯金だけでは日本円の原価リスクに備えられないので、資金を減らさない方法として資産運用を考えることが大切です。
資産運用=お金を増やす=リスクがあるということは周知の事実です。
しかし、貯金=安全=日本円=原価リスクがあるという認識も必要です。
せっかく貯めたお金を減らさない方法をしっかり学ぶ必要性は高いと思います。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
・貯金額は中央値を参考にする
・貯金額は個人差があるので自分にあった計画が大切
・貯金があればお金を増やすことができる
・お金を減らさない資産運用の観点は見過ごされがち
貯金ができない悩みは誰にでもいつの時代もあります。
適切な方法と手段でしっかり結果を出していきましょう。
お金を増やすまえに減らさない方法を知るにはファイナンシャルプランナーの勉強が最適です。
誰にでもできるお小遣い稼ぎはポイ活一択です!
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