こんな疑問やお悩みはありませんか?
はてな
・修理の連絡と費用はどうすれば……
・借家人賠償特約付火災保険って実際どうなの?
・壊したのってバレる?
自分も大学生時代、部屋の設備を壊して悩んでいたので記事を書いてみました。
この記事を書いた人
この記事の内容
・大学生一人暮らしには借家人賠償特約付火災保険が必須
・部屋の割った・傷つけた・壊したトラブルの例
そこでこの記事では一人暮らしで頻発する壊したトラブルの対応方法と解決策をを解説します!
この記事を読むメリット
私が不動産会社に従事して得たノウハウや経験を凝縮しました。
不安なことがたくさんある一人暮らしで、安心して住みたい人は最後まで読んでもらえると嬉しいです。
壊す可能性がある部屋の設備リスト
壊す可能性がある部屋の設備リストを作ってみました。
部屋の設備リスト
場所 | |
---|---|
玄関 | TVモニターホン |
扉・ガラス・鏡 | |
下駄箱 | |
キッチン | 水栓設備 |
扉・ガラス・鏡 | |
換気扇 | |
照明器具 | |
収納 | |
トイレ | トイレタンク |
温水洗浄便座 | |
扉・ガラス・鏡 | |
照明器具 | |
換気扇 | |
浴室 | 水栓設備 |
扉・ガラス・鏡 | |
換気扇 | |
照明器具 | |
洗面脱衣所 | 洗面水栓設備 |
扉・ガラス・鏡 | |
照明器具 | |
洗濯機用水栓 | |
洗濯機用排水 | |
居室 | 照明器具 |
扉・ふすま・ガラス | |
エアコン | |
室内物干し | |
サッシ・網戸 | |
シャッター | |
カーテンレール |
不動産会社に連絡がくる具体例
○○を割った
△△に穴を開けた
××を破いた
□□を傷つけた
不動産会社に連絡がくるパターンです。
共通する対応方法と費用負担
1.不動産会社(管理会社)へ連絡
2.加入している火災保険の確認
不動産会社(管理会社)へ連絡
壊れた設備を修理することが優先です。
修理業者は家主または管理会社指定となるので、連絡をして修理のお願いをしましょう。
不動産会社に連絡をすれば以後の対応方法をすべて案内してもらえるので、疑問に思ったり悩んだりする必要はありません。
借家人賠償特約付火災保険の加入確認
借家人賠償特約付火災保険の加入を確認します。
契約時の書類関係はわかるところにおいてあるとこんな時に便利です。
借主に起因する設備破損において、多くのケースで適用ができます。
数万円かかる修理も費用負担0となるケースもあるので確認が重要です。
賃貸物件で設備を壊した費用
「修理費用はいくらかかるか?」と疑問に思うところです。
物件や部屋で全く違う
残念ながらいくらかかるかはインターネットでどれだけ調べても分かりません。
物件や部屋によって設備仕様が全く違うので、自分の部屋の修理費用をインターネットで調べることは不可能です。
悩む前に不動産会社へ連絡
金額で悩むよりも不動産会社へ連絡をしてしまうことをおすすめします。
壊してしまった事実に変わりはないので連絡して気持ちを楽にしたほうが良いです。
敷金頼みは危険
敷金があるからといって安心はできません。
敷金は退去時の清算項目なので、預けているお金から修理費用を捻出することはできません。
退去時まで壊れていれば清算対応可能なケースもありますが、退去時のクリーニング費用などで敷金が残らない場合、修理費用がまかないきれなくなります。
経年劣化の場合も多い
経年劣化のケースも多いのが実状です。
建物設備は年数相応に劣化していくので、学生の入退去でヘビーローテーションしていると、早く壊れることも多々あります。
「壊した」ではなく、「壊れた」が正しい場合は家主負担で修理なので安心です。
大学生一人暮らしに火災保険は必須
大学生一人暮らしに借家人賠償特約付火災保険は重要です。
慣れない一人暮らしでトラブル多発
漏水トラブルなどは本当に多い
自然災害や盗難などは予測できない
万が一に備える火災保険ですが、学生の一人暮らしは万が一が起こりやすいです。
初めての一人暮らしでトラブルが起きないほうがおかしいです。
火災保険の選び方
「借家人賠償特約」が付いた火災保険に入ることが大切です。
賃貸物件では、借主は家主に対して部屋や建物への賠償責任を有します。
窓ガラスなどを「壊した」や階下漏水で「価値を下げた」場合、「原状回復」する義務があるので、高額になることが多いです。
不動産会社推奨の保険に加入
部屋を申し込んだときに、火災保険の案内もあるはずなので、最初に入っておけば安心です。
大学生協の保険に加入
大学生協でも「1人暮らし特約」が付いた火災保険があるので、そちらで加入することも可能です。
しかし、賃貸物件では家主や管理会社指定の保険となるケースが多いので注意しましょう。
不動産会社と大学生協の違い
対応 | 費用 | |
---|---|---|
不動産会社 | 良い | 高い |
大学生協 | 普通 | 安い |
おすすめは不動産会社推奨の保険です。
有事の際に保険金の請求や修理費用の見積もりなどスムーズに対応をしてもらえる可能性が高いからです。
大学生協の場合、自前で手続きをすべて完結する必要があるので、「難してわかならい」「時間がない」「面倒くさい」を回避できます。
火災保険未加入の危険性
火災、盗難、漏水、室内破損トラブルなど加入の重要性が高いです。
破損などで数万円程度のものから火災などになれば数百万円、数千万円と莫大な賠償金額となることもあります。
年間数千円のためにそんな大きな金額へのリスクの備えをしないことは非常に危険です。
集合住宅は自分だけの生活ではなく、他の方の生活もあります。
どの保険に入るかは自由ですが、入ることは必須ですので、漏れがないよう注意してください。
破損トラブルトップ3
賃貸物件破損トラブルトップ3をご紹介します。
窓ガラストラブル
壁・床トラブル
設備品トラブル
【割った】窓ガラストラブル
窓ガラスに関わらず、室内の仕切り戸のはめガラスやお風呂場の鏡など、ガラスを割ってしまったトラブルはたくさんあります。
まずはケガをしないようにそれ以上は触らないようにしましょう。
不動産屋さん(管理会社)へ連絡をしましょう。
費用が自己負担となる場合は?
保険ごとに免責金額、つまり一定金額未満は自己負担となってしまう契約内容もあります。
ただ修理の場合は、修理保証特約などがついているので免責金額が無い場合も多いです。
ちなみに窓ガラスはピンキリというやつですが、単層ガラスで昔ながらの窓サイズだと1万円程度ぐらいに収まると思いますが、ペアガラス(複層ガラス)で最近多い傾向の大きめの窓だともっとしますね。
【傷つけた】壁・床トラブル
ここでポイントです。
「壁の穴」、「床の穴」は大小様々です。
窓ガラスと違って壁は下地の部分補修、壁紙は面替えとなるので、その穴のサイズが不動産屋さんは知りたいのです。
そこが最初にちゃんと伝わると対応がスムーズにできるので、修理の際の在宅対応も最低限にできます。
しかし、床の場合はサイズも重要ですが、床材によって対応が大きく変わるので、不動産屋さんの現地確認からスタートです。
費用が自己負担となる場合は?
おそらく穴をあけてしまった場合は、保険金が認められると思います。
ですが壁や床については機能上の損耗が無い場合、保険金が出ない場合があります。
例えば傷をつけてしまっただけという場合、機能的には問題がないので、もしかすると保険金が出ない可能性もあります。
【壊した】設備品トラブル
設備品によって修理業者が決まっているので、安易に自己判断で業者さんの手配をしないようにしましょう。
不動産屋さんへ連絡して支持を仰ぎましょう。
経年劣化のケースが多いところです。
学生様物件だと家電付きなどで冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどがついている物件もあります。
備え付けの家電は基本的に設備品なので、故障の際は不動産屋さんへ連絡しましょう。
費用が自己負担となる場合は?
原則、設備品の故障は家主様負担ですが、壊してしまった系は自己負担となる可能性があります。
その際も借家人賠償保険(火災保険)が使える場合があるので、不動産屋さん、保険会社へ相談をしてみましょう。
賃貸の破損はバレる
賃貸物件の破損
賃貸物件の破損はバレます。
「賃貸 壊れた バレない」というワード検索が出てきますが、相手もプロですので、バレますので、火災保険にしっかり加入し、正しい対応をとることをおすすめします。
破損を放置するのは危険
破損を放置して事態が悪化する可能性もあります。
必要以上に費用を負担しないためにも、すぐに不動産会社に連絡が重要です。
部屋探しから入居中までを解説
いつからどうやってお部屋探しをスタートして内見するかをまとめました。時期や方法についてはお悩みが多いところです。
step.1 お部屋探しはいつから?
【大学生の部屋探し】いつからスタートがおすすめ?優良物件が多い時期を不動産営業マンが解説|series#1
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step.2 お部屋探しはどうやって始める?
【大学生の部屋探し方法】大学生協と不動産屋はどっちがおすすめ?不動産営業マンが解説|series 2
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step.3 お部屋探しの条件
【大学生の一人暮らし】失敗しない部屋探しの条件設定ポイントseries#3
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step.4 お部屋の内見(見学)
【大学生の部屋探し】内見で確認するポイント|不動産営業マンが解説series#4
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申込・契約手続きから入居までの流れを簡単にまとめておきます。
step.2 寸法を測る
【賃貸物件探し】部屋の採寸すべき場所と道具|事前準備とリストアップseries#6
続きを見る
step.3 契約手続きと引越準備
【大学生一人暮らしで入居前にやること】引越し準備に必要なものリストとポイントseries#7
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step.4 入居日当日
【大学生一人暮らし】入居日にやることと注意点|引越しのコツseries#8
続きを見る
step.番外編2 解約
賃貸物件の退去・解約!大学生のお部屋のポイント(新入生編) series#12
まとめ
本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
・借家人賠償特約付火災保険は必ず加入する
・設備品の壊れた・割った・傷つけたトラブルは頻発する
トラブルの際も慌てず悩まずに不動産会社に連絡することが大切です。
借家人賠償特約付火災保険に加入しておけば、高額な賠償金額を負担しなくても済むケースがほとんどです。
入居中のトラブルを解説しています。
ご覧いただけると嬉しいです。
step.1 入居中の故障トラブル
【大学生の一人暮らし】賃貸物件入居中の部屋の故障トラブルの解決方法series#9
続きを見る
step.2 入居中の壊したトラブル
【大学生の一人暮らし】賃貸物件で壊した・割った・傷つけた部屋トラブル|対応と費用 series#10
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step.3 入居中の騒音トラブル
【大学生】賃貸物件入居中の部屋の騒音トラブルと解決方法|引越しも考える series#11
続きを見る
step.4 賃貸物件の解約と退去引越し
【大学生一人暮らし】賃貸物件退去の解約連絡する時期と流れ|引越し見積もりは必須series#12
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