こんな疑問やお悩みはありませんか?
はてな
・大学生の引っ越し準備はいつから?
・大学生の一人暮らしの引越はいつ?
自分も大学生になる前の一人暮らしでは引越で悩んでいたので記事を書いてみました。
この記事の内容
・引越準備でやること買うもの
・引越準備で気づきにくい注意点
この記事を書いた人
そこでこの記事では「どこから手を付ければ良いかわからない」と悩んでしまう、大学生の一人暮らしの引越準備を解説します!
この記事を読むメリット
私が不動産会社に従事するなかで得たノウハウや経験を凝縮しました。
引越し準備を完璧にこなして、素敵な大学生生活をスタートしたい人は最後まで読んでもらえると嬉しいです。
合格して部屋が決まってから準備スタート
進学する大学、入居する部屋が決まらないと、荷物の搬入先が決まらないので、引越し準備をスタートできません。
入居する日程までしっかり決まってから準備を開始してください。
契約手続きを済ませる
部屋の契約手続きと住所が必要です。
部屋の賃貸借契約の手続きをする
申込が済んだ後は、賃貸契約を行ってください。
重要事項説明書、建物賃貸借契約書、火災保険などの手続きがあります。
うっかり入金を忘れてしまう方もいるので注意が必要です。
住所関係の変更登録をする
・公共機関への申請
契約手続きが済み次第、法律に則った公的な書類や登録関係は住んでいる自治体などの公共機関に確認し、指示に従いましょう。
・郵便やオンラインショッピングの住所変更
郵便については郵便局で転送手続きが必要
オンラインショッピングを利用する人は届け先の住所変更
ライフラインの使用開始連絡
電気・水道・ガス・インターネットが必須、事前連絡項目です。
電気
1番重要なのは電気です。
理由としては使えないと家電製品の試運転ができない、インターネットの初期設定ができない、スマホが充電できないなど悲惨です。
契約をするのに電話が繋がらなかったり、手続きに日数がかかったりする場合があるので、注意が必要です。
今は電力自由化となったので、いろいろな電力会社と契約ができます。
ですが有事の際のサポートについては昔からよく聞く電力大手10社が安心できます。
東京電力、関西電力、中部電力、東北電力、九州電力、中国電力、四国電力、北海道電力、北陸電力、沖縄電力
この記事を書いている時点では、原料価格の高騰、円安と新電力会社にとって非常に厳しい状況で、あまりお得に契約ができる状況ではありません。
水道
基本的には管轄の市町村の水道関係の窓口へ連絡が必要です。
また供給業者を選ぶことはできませんので、指定の連絡先へ連絡をしてください。
建物で1メーターという定額水道代の建物を除きます。
ガス
こちらも連絡が必要です。
オール電化物件はガスの開栓がありません
ガスの供給先は家主指定となっているので、賃貸の手続きの際に案内があると思います。
また例年、「ガス料金が高い」と4月、5月ごろにたくさん電話がかかってきます。
残念ながら、ガス料金は不動産屋さんで決めているわけではないので、ガス屋さんへ直談判していただく他ありません。
基本的に、都市ガスは全国的に体系的な料金で、そこまで差がないので、料金のことで不動産会社に質問が来たことはあまりありません。
ただLPガスについては、トラブルが多いです。
LPガスは都市ガスに比べて使用料金が高くなる傾向です。
理由は都市ガスに比べて、人件費や設備費がかかるからです。
賃貸物件のLPガス料金については語りつくせないぐらい長くなるので、この辺りで割愛させていただきます。
NHK
部屋の中にテレビを置くのであれば、事前の契約をおすすめします。
スマホがあればテレビは要らないから「置かない」という方は契約不要です。
NHKの契約については、賛否両論あるかと思いますが、テレビがある以上、契約は必須である旨の判決も出ているようなので、契約を推奨します。
またNHKの訪問による契約勧誘についても、トラブルを目の当たりにしてきたので、契約は必要であるということを前提に考えると、事前に契約をして不要な訪問で、不要な不快感をいだくよりは安いとも考えられます。
また学生の1人暮らしだと、通常よりも安いプランがあるようなので、ぜひ前向きにご検討してみてください。
インターネット
・インターネットを個人で契約する必要があるか
・無料設備はどうやって使えるのか
インターネット環境の確認は重要です。
オンライン授業やレポート、課題の提出などインターネット環境が必須です。
物件全体で無料設備がある場合でも、モデムの借用とルーターの購入が必要であったり、ルーターのみの準備が必要だったりする場合があります。
アパートに無料設備がない場合は、お手持ちの携帯キャリアとセットのプランがリーズナブルな場合もあります。
無料、有料に関わらず問題なくインターネットが使える環境をいかに早く整えるかが重要です。
無料のWi-Fiがすでに利用できる環境でIDとPASSだけ教えてもらうパターンが1番簡単です。
一人暮らしに必要なものを効率よく準備するコツ
引越し準備に必要なものを、漏れなく効率的に揃えるためのコツをご紹介します。
事前に入念なリストアップ作業をする
引越しや生活シーンをイメージしてリストアップしてください。
引越しの成否は、事前準備がすべてです。
いかに当日「足りない」と気づくものを減らすことができるかが重要です。
インターネットショッピングを活用
実家のパソコンでインターネットショッピングをして、入居する部屋に直接搬入すると便利です。
「重たい、多い、大きい」ものが引越しを大変にします。
決して地元で買って持っていくということはしないでください
購入時のサイズに注意
家具家電は設置するスペースのサイズにあったものを選んでください。
「大きくて入らない」、解決方法は返品するしかありません。
返品できないものもありますので、サイズの選択は慎重に行ってください。
大学生の一人暮らしに必要なものリスト
入居・入学する前に購入をおすすめするものを解説します。
事前購入をしてアパート、マンションへ直接納品した方が良いものをリストアップします。
事前購入で部屋に直接納品が良いもの
持ち運びが大変で、欲しいと思ってもすぐ買えない可能性のあるものを記載します。
カーテン
カーペット・ラグ
冷蔵庫
洗濯機
照明
電子レンジ
電気ケトル
エアコン以外の冷暖房器具
掃除機
テレビとテレビ台
炊飯器
ドライヤー
コンロ(IHorガス)と延長コード
ベッドセットor敷布団セット
机と椅子
衣類収納ボックス
カーテン
少し前のアパートだとよくあるサイズで売っている既製品で十分でしたが、現在、大手ハウスメーカーなどは独自の大きめの窓を採用し、オーダーメイドではないと寸足らずになってしまうことが多いです。
またオーダーの場合、注文しても直ぐに届かないので注意が必要です。
冷蔵庫・洗濯機
こちらはサイズの確認が何よりも重要です。
入る入らないの問題が発生するので、念入りにサイズを確認しましょう。
また新型コロナウイルスや半導体不足の関係で納品日数がかかる場合があります。
余裕をもった日数で注文が必要です。
照明
最近は照明付きの物件が多いですが、まだまだ照明準備が必要な物件が多いです。
特に引越しの際は暗くなる時間帯までかかる事も多いので、しっかり注意しましょう。
椅子を持って行くのであれば問題ありませんが、脚立の役割を持つものがないと設置できませんので要注意です。
電子レンジ
冷凍食品が多くなる一人暮らしには必須アイテムです。
電気ケトル
お湯は必要な分だけ、その場で沸かした方が経済的です。
エアコン以外の冷暖房器具
地域にもよりますが、エアコンだけで生活できない場合は炬燵やホットカーペットなどを検討してください。
石油ストーブは物件の決まりでNGの場合が多いです。
掃除機
スティックタイプも便利ですが、隙間の掃除などを考えるとベーシックな物が良いです。
テレビとテレビ台
仕事がらトラブルなどで部屋に伺うと20〜30インチ代が多い印象です。
炊飯器
パックのレンチンよりも白米を炊いた方が経済的です。
ドライヤー
好みが分かれるところなのでしっかり選んでください。
コンロ(IHorガス)と延長コード
ガスコンロとIHコンロの2択です。
ガスについては都市ガスとLPガスの違いがあるので注意が必要です。
IHコンロは近くにコンセントがないケースが想定できるので、延長コードの準備もしましょう。
1口を置くか、2口を置くか、サイズもしっかり確認をお願いします。
ベッドセットor敷布団セット
部屋の広さやライフスタイルでベッド、敷布団は選んでください。
これまでの経験から部屋のサイズも重要ですが、部屋が正方形なのか長方形なのかで選ぶと失敗しません。
長方形タイプの細長い部屋に縦長のベッドを入れるしかないのであれば、ベッドは入りますが生活しづらいです。
逆に正方形タイプだとベッドを縦横のいずれでも置けるので、圧迫感がありません。
机と椅子
勉強机と椅子も置けると良いですが、部屋の広さとの相談です。
炬燵にも使えるテーブルを食事と勉強兼用で使っているケースも多いです。
衣類収納ボックス
荷物の量や収納スペースの使い方によって必要です。
近所のスーパーやホームセンターでも買える小物類
トイレットペーパー・ティッシュ類
ゴミ袋
バス・トイレ・洗面用品
調理器具・食器類
衣類
ハンガー
タオル類
洗剤類・洗濯用品
物干し竿・洗濯ばさみ
掃除グッズ(フローリングワイパーなど)
重要な点があります。
小物を慣れない土地で揃えようとしないことです。
引越しを手伝える日程、時間にも限りがあります。
通いなれたホームセンターで小物を買った方が、効率的に抜けなく買いそろえることができます。
知らない土地の慣れない店舗では時間もかかりますし、買い忘れもおきます。
小物は段ボール数個分なので大した金額にはなりません。
宅配便で入居日当日に部屋に届くようにすれば時間を有効に使えます。
大きめのものは事前に現地納品でオンラインショッピングしておくことも大切です。
大学生活に必要なもの
ノートパソコン
マイク付きイヤホン
インターネット環境
プリンター
ノートパソコン
1人1台必須のノートパソコンです。
スペックによってはタブレット端末でも可能です。
レポートや課題の提出、オンライン授業があるので無くてはならないアイテムになります。
マイク付きイヤホン
マイク付きイヤホンをあげる理由は、オンライン授業で発言する機会もあるからです。
インターネット環境
大学関係で必要になるので、入居日から使えるように手配が重要です。
プリンター
講義のレポートや課題を、紙で提出する講義もまだまだあるので、プリンターも必要です。
お部屋までの移動手段
入居日当日の移動手段も事前に考えておきます。
自家用車
車移動の場合、出発時間と到着時間のシミュレーションが重要です。
ご遠方の方も多いので難しいところですが、自家用車が一番動きやすいですね。
荷物の搬入もありますが、当日の買い出しなどの移動手段としても重宝します。
車は地方都市ほど有利ですが、反対に交通機関が発展している都市部だと少し動きづらい面もあるかもしれません。
公共交通機関
新幹線や飛行機移動が必要な方もいます。
手荷物には限度があるので、当日の荷物の搬入能力としては少し大変な面もあります。
その場合は事前の家具、家電購入で納品先を新居にしておくと便利です。
レンタカー
引越日当日、車で移動できるメリットは多いので、レンタカーもおすすめです。
公共交通機関で新居の最寄り駅まで移動を考えているのであれば、ぜひ現地でレンタカーの利用も考えてほしいです。
公共交通機関の発達していない地方部ほどあると便利です。
レンタカーの予約は「旅楽」で早めに一括比較がおすすめです。
レンタカーは空いている台数で変わってくるので、数社確認することが大切です。
タクシー
タクシーは公共交通機関が発達している都市部であれば非常に有効です。
とりあえず店舗までは公共交通機関で移動して、購入したもので荷物が多くなってしまった帰り道はタクシー利用が便利です。
引越業者を利用する場合
荷物の量やサイズによっては引越業者を利用するのもおすすめです。
既に持っている家具家電を持っていくのであれば、費用はかかりますが、家族で引越よりも手間と時間がかかりません。
引越料金が高騰する時期なので、入念な見積もりで金額の確認が大切です。
引越しを安く済ませる方法をお伝えします!
それは引越し一括見積サイトを使うことです。
引越し業者間で相見積もり合戦をしてもらえば交渉技術がなくても、1番安いところで契約できます。
今まで1,000件以上のお客様におすすめして、多くの方に喜ばれています。
申込・契約手続きから入居までの流れ
申込・契約手続きから入居までの流れを簡単にまとめておきます。
step.2 寸法を測る
【賃貸物件探し】部屋の採寸すべき場所と道具|事前準備とリストアップseries#6
続きを見る
step.3 契約手続きと引越準備
【大学生一人暮らしで入居前にやること】引越し準備に必要なものリストとポイントseries#7
続きを見る
step.4 入居日当日
【大学生一人暮らし】入居日にやることと注意点|引越しのコツseries#8
続きを見る
step.番外編2 解約
賃貸物件の退去・解約!大学生のお部屋のポイント(新入生編) series#12
大学生の部屋探しはいつからどうやって始めるか解説
いつからどうやってお部屋探しをスタートして内見するかをまとめました。時期や方法についてはお悩みが多いところです。
step.1 お部屋探しはいつから?
【大学生の部屋探し】いつからスタートがおすすめ?優良物件が多い時期を不動産営業マンが解説|series#1
続きを見る
step.2 お部屋探しはどうやって始める?
【大学生の部屋探し方法】大学生協と不動産屋はどっちがおすすめ?不動産営業マンが解説|series 2
続きを見る
step.3 お部屋探しの条件
【大学生の一人暮らし】失敗しない部屋探しの条件設定ポイントseries#3
続きを見る
step.4 お部屋の内見(見学)
【大学生の部屋探し】内見で確認するポイント|不動産営業マンが解説series#4
続きを見る
まとめ
本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
・ライフラインの連絡をする
・入念なリストアップとインターネットショッピングを使う
・可能な限り直接搬入して手持ち荷物を減らす
・当日の移動手段も検討する
入念な準備で効率的に失敗しない新生活をスタートできます。
入居日当日の流れを確認する記事を書きました。